次の敵か?スカイプ(Skype)
サーバーを介さずPCどうしを直接結ぶP2P技術を利用したIP電話ソフト。'04年10月ライブドアが提供元のスカイプ社と日本での共同契約配信を結んだ。(音声チャットとしてマイクロソフトメッセンジャーなどもサポートしてるが、P2Pではない)
■技術的な優位は?
スカイプは、P2P技術でユーザ同士を結びつけるので、通話には、サーバを一切必要としないため、集中サーバを必要としない。
普通のIP電話サービスの場合,IP電話サーバー(集中サーバー)が電話をつなぐときの様々な機能を提供する。そのためIP電話サーバーには大きな負荷がかかる。それに対してSkypeの場合,PtoPの技術を使ってIP電話サーバーの機能をネットワーク上のユーザーのパソコンが提供するようになっている。だからスカイプ・コミュニケーションズはサーバー設備をほとんど持たずに,提供しているのだ。
また集中サーバーを経由しないためユーザのプライバシーは侵害されない。高度暗号情報化技術AES128ビットで両者間の通話の内容も保護される。
多くのインターネット電話ソフトが単独ではできなかったファイアウォールやNAT(Network Address Translator)の内側からの通話も、最新のP2P応用技術により簡単に行うことができる。→実際に企業内ではメッセンジャーの音声に関しては使用できない企業が多い。
Skypeには固定電話からの着信ができないなど,機能的に足りない面ももちろん多い。だがこれだけのものを無料で使えるというのは魅力的だ。何しろ米国の連邦通信委員会の委員長であるマイケル・パウエル氏はSkypeを見て「これで通信業界は終わった」と言ってしまったほどだ。
ライブドア・スカイプのサイトはこちら
→A&Hデジタルサービス様の情報セキュリティーに触れる可能性がありますので、ご自宅のPCでお試しください。
■課題は?
現在固定電話、携帯電話への課金もまだユーロ建ての状態。日本円での課金が成立しないと、極大的な普及は難しい。
また、通信に関する法律での規制をまだ受けていないものの、固定電話や携帯電話との通話を可能にしているために規制を受ける可能性もあるかもしれない。
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