夏野氏ドコモ退社に思うこと
i-modeのビジネス戦略を担当してきた夏野剛(執行役員)氏が退任するそうだ。携帯電話のビジネスを大きな生態系にたとえて、インフラ事業者とコンテンツプロバイダーと利用者が共生する生態系をイメージしたのが夏野氏の戦略だった。
これまでの多くのビジネスが、自社サービスの普及をマーケットの独占や寡占を目指したものだったのに対し、コンテンツ開発の参入を容易にし、多くの企業に開放したのが画期的であり、結果としてモバイルコンテンツが活況となった。もし、ドコモしかコンテンツを開発できないように縛ってしまっていたら、今のi-modeや携帯コンテンツサービスの成功はなかった。
マーケティングとテクノロジーの融合に成功した新世代のストラテジストが新しいフィールドをどこに求めるのだろうか。
私は膠着するテレビ、特にデジタルテレビの世界をテクノロジーと結び付けてほしいと願っていたりする。
リンク: NIKKEI NET(日経ネット):企業ニュース-企業の事業戦略、合併や提携から決算や人事まで速報.
NTTドコモの執行役員でインターネット接続サービス「iモード」を開発した夏野剛氏(43)が4月末でドコモを退社する。iモードを軌道に乗せた後は、決済機能が付いた「おサイフケータイ」を活用した携帯クレジット事業などを担当、新規ビジネスをけん引してきた。今後はコンテンツ(情報の内容)企業などへの転身を検討しているという。
夏野氏は退社理由について「ドコモでやるべきことはすべてやった」と語った。5月以降はコンテンツ企業など複数社の社外役員に就任する見通し。「コンテンツ業界などから世界を相手に新ビジネスを発信したい」という。(07:00)



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