『空中ブランコ』
直木賞受賞作品 奥田英朗著「空中ブランコ」。
評判通りの軽快な読みやすい作品でした。
様々な精神的ストレスや症状をかかえる患者が、怪医伊良部一郎との関わりの中で(決して治療とも思えない)自分を取り戻していく。どちらが医者で患者なのか?
・相方を信じられない空中ブランコ乗り
・とがったものが怖くて仕方がないヤクザ
・義父のカツラを剥ぎ取りたい衝動から逃れられない医師
・かならず暴投してしまうプロ野球選手
・前にも同じ設定で書いたのではないかといつも心配になる女流作家
構成上の特徴は、主人公の医師伊良部の視点ではなく、すべてが患者からの視点で描かれてるところ。そのため、主人公の伊良部に対しての描写はある一定の表現で常に集約されている。また、伊良部の心理描写は一切無い。
250ページちょっとの本だが、一気に読み終えてしまうほど楽しい。

おもわず笑っちゃう度:★★★★☆
おすすめ度:★★★★★
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» 奥田英朗/空中ブランコ(2004) [|| Yashi-An Blog ||]
なかなか読書の話ができなくて、ずっと来てしまったので、先月から貯めていた本の話を、小出しに行こうかと。
ちょっと古い話題になってしまいます... [続きを読む]
» 『空中ブランコ』奥田英朗 [思ひ草紙]
昨年だっけ?
とにかく直木賞を受賞した作品です。
人間不信のサーカス団員、尖端恐怖症のやくざ、ノーコン病のプロ野球選手と一風変わった患者たちが、もっと重い... [続きを読む]

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